JA共済

高齢者向け交通安全

シルバー世代こそ交通事故に注意!
これまでより注意して
行動することが大切です。

危険な行動していませんか?

シルバー世代こそ
交通事故に注意

交通事故による死者数の内、65歳以上が半数以上を占めています。
シルバー世代の方は交通事故の際に、重傷化しやすいので、特に注意が必要です。
年齢を重ねると身体機能等の低下により、歩行速度が遅くなったり、とっさの判断ができなくなるなど、行動に影響がでることがあります。また頭では分かっているけど体がついてこないというケースも増加していると考えられます。
シルバー世代の皆さまにとって大切なことは、「これまでも事故に遭わなかったし、大丈夫」と慢心せずに、これまでより注意して行動することが大切です。
余裕ある行動こそが、交通事故を防ぐ第一歩となります。

データのラベル

交通事故による年齢別死者数の割合

交通事故による死者は
70歳以上約半数を占めており、シルバー世代こそ交通事故に注意が必要です。
※出典:警察庁「令和6年中の交通死亡事故の発生状況及び道路交通法違反取締り状況等について」より作成
グラフのイメージ (19歳以下 4.4% 118人、20代 7.4% 196人、30代 5.3% 141人、40代 7.8% 207人、40代 12.8% 340人、60代 12.6% 336人、70代以上 49.8% 1,325人 総数 2,663人)

普段からこのような危険な行動してませんか?

01

横断歩道の手前から斜めに横断する

高齢者が、交差点などで横断歩道の手前から斜めに横断しているイラスト
交差点などで横断歩道の手前から斜めに横断をすると、横断歩道を渡るより距離が長く、渡りきるまでに時間がかかるうえ、横断歩道の反対側の安全確認がしづらくなり危険です。
警察官のイラスト

道路を横断するときは、横断歩道をまっすぐに歩きましょう。青信号が点滅しているときはもちろん、長い距離の横断歩道を渡るときにも、次の青信号まで待つようにすると安心です。

02

横断歩道以外の道路を横断する

高齢者が、横断歩道以外の場所を横断しているイラスト
横断歩道以外の場所では、車やバイクがスピードを出しており、歩行者に気づきにくいため危険です。
警察官のイラスト

無理な横断を避け、遠回りでも横断歩道を渡るようにしましょう。
一般的に、年齢とともに歩行速度は遅くなります。車がくる前に渡りきれると思っても、渡りきれないケースがあり、危険を招く可能性があります。

03

暗い色の服を着て夜間外出する

高齢者が夜間に暗い色の服を着て外出し、車の運転手から見えにくくなっているイラスト
暗い色の服を着ていると、車の運転者から見えにくく、事故にあう危険が高まります。
警察官のイラスト

夜間の外出時は、白や黄色などの明るい色の服を着るようにしましょう。
また反射材を身に付けておくと、車の運転者などが気づきやすくなるためさらに安心です。

加齢に伴う
自転車運転の変化
注意しましょう

高齢運転者の自動車事故には、加齢に起因するものが多く見受けられます。
加齢に伴う身体機能の変化は誰にも避けることができません。
動体視力の低下や聴力の低下は危険発見の遅れにつながりやすく、交通事故の原因になります。また、自動車運転時に必要な、同時に複数の情報を処理する能力も衰える傾向にあります。さらに、長年の運転経験からくる思い込みやハンドル等の操作タイミングのミスによって起こる事故も見逃せません。
交通事故の加害者にならないためにも、ゆとりある安全運転を心がけましょう。
身体機能の変化を客観的に把握するために交通安全講習に参加したり、ご自身の運転について、ご家族の方などと話し合う機会を持つことも大切です。

データのラベル

交通事故による年齢別死者数の割合

シルバー世代による自動車運転中の死亡事故の原因は運転操作不適と漫然運転で3分の1以上を占めており、ご自身の現在の身体能力を改めて確認することが大切です。
※出典:警察庁「令和6年中の交通死亡事故の発生状況及び道路交通法違反取締り状況等について」より作成
グラフのイメージ (運転操作不適 21.9% 174人 、漫然運転 12.7% 101人 、安全不確認 9.6% 76人 、脇見運転 8.2% 65人 、歩行者妨害等 7.8% 62人 、その他 39.8% 317人)

こんな経験をしたことはありませんか?

01

止まろうと思った位置で止まれない

高齢者が、運転中に停止線で止まれなかったイラスト
ブレーキを踏む力の不足や、アクセルとブレーキの踏み間違いなど、身体能力の低下による意識と行動のズレが思わぬ事故を招きます。
警察官のイラスト

反応や動作の遅れがあることを意識して、余裕をもって運転するようにしましょう。
アクセルとブレーキの位置を確認するなど、確実な操作と安全運転を心がけることが大切です。

02

いつも人通りが少ないはずの道で危機一髪

高齢者が運転中に、人通りが少ない道で油断して自転車と衝突しそうになるイラスト
歩行者や自転車、車の通りが少ない道だから大丈夫といった、これまでの経験による思い込みは、油断を生み事故の原因となります。
警察官のイラスト

慣れた道でも適度な緊張感をもって運転しましょう。危険はいつも身近にあることを意識して、交通ルールを守って周囲の状況に十分注意を払いましょう。
他の交通利用者の安全も考え、思いやりのある運転を心がけることも大切です。

03

直進車に気を取られて歩行者に気がつかない

高齢者が車で右折しようとして、直進車に気を取られて横断歩道を歩行中の歩行者に気がつかないイラスト
視力や視野、情報処理能力が低下することで、右折時に直進車を見送ったあと、道路を渡る歩行者や自転車を見落としてしまうことがあります。
警察官のイラスト

直進車を見送ったあとも油断せず、道路状況の変化を常に見極めるようにしましょう。ご自身の今の状態を把握して、交差点などではスピードを落とし、あわてず、あせらずに行動することが大切です。

04

夜間の運転で周りがよく見えない

高齢者が夜間の運転で周りがよく見えず困っているイラスト
加齢とともに視力も衰えてきます。特に夜は歩行者の動きが見えにくくなっています。また、対向車のライトで目がくらんだとき回復までの時間がかかることがあります。
警察官のイラスト

できるだけ夜の運転は控えるようにしましょう。どうしても夜に車を運転してでかけなくてはいけないようなときは、スピードを落とすとともに、車のライトの上向き、下向きを上手に切り替えて、危険を早く発見できるようにしましょう。

05

左折時に自転車にビックリ

高齢者が車で左折する際に、自転車に気がつかず驚くイラスト
安全確認をしたつもりでも思ったより首が回っておらず、後方確認が不十分となり、後方から直進してくる自転車などを見落としてしまうことがあります。
警察官のイラスト

左折時に歩行者や自転車を見落とさないよう、首を大きく回すよう意識して、安全確認をしましょう。また、後方だけでなく、前方から横断歩道を渡ってくる歩行者にも十分注意するようにしましょう。

06

止まっているように見えた車が急接近

高齢者が車で左折する際に、自転車に気がつかず驚くイラスト
安全確認をしたつもりでも思ったより首が回っておらず、後方確認が不十分となり、後方から直進してくる自転車などを見落としてしまうことがあります。
警察官のイラスト

見通しの良いまっすぐな道路では、意識して右左から車が来ていないか確認することが大切です。
来ていない「だろう運転」ではなく、車が近づいている「かもしれない運転」を心がけましょう。

07

ブレーキとアクセルの踏み間違い

高齢者が車で左折する際に、自転車に気がつかず驚くイラスト
安全確認をしたつもりでも思ったより首が回っておらず、後方確認が不十分となり、後方から直進してくる自転車などを見落としてしまうことがあります。
警察官のイラスト

自分の運転能力を過信しないで、安全で確実な操作ができるように時間と気持ちにゆとりも持って運転するようにしましょう。
十分に車間距離をとったり、歩行者が多い道では速度を落とすなど、常に安全な行動を意識しましょう。

ご家族で話し合いましょう

70歳以上の方は
免許更新制度について
確認しておきましょう

70歳以上の高齢運転者の免許更新フローを示す図。70~74歳と75歳以上で手続きが分かれ、認知機能検査や運転技能検査の結果に応じて、高齢者講習・更新・免許取消などの分岐が示されている。
ポイントのラベル
70~74歳の方は高齢者講習
75歳以上の方は、
一定の違反がない方は
認知機能検査を、
一定の違反がある方はその前に
運転技能検査
受け合格したうえで、
認知機能検査を受ける必要が
あります。
※一定の違反行為をした場合は更新時以外にも臨時認知機能検査を受ける必要があり、その結果によっては臨時高齢者講習を受けることになります。
高齢者講習
高齢者講習
  • 高齢運転者の運転特性や交通事故実態の講義を行います。
  • 運転適性検査器材により身体機能の変化を自覚してもらい、安全運転の指導と危険回避等の実車訓練を実施しています。
認知機能検査 結果により高齢者講習または
医師の診断を受けます
認知機能検査
  • 数字が羅列された表で、指示された数字に斜線を引きます。
  • イラストを記憶し、何が描かれていたかを答えます。
  • 検査時の年月日、曜日、時間を答えます。
高齢者講習は現在の身体機能をご本人と確認する講習です。認知機能検査は結果によって免許の停止・取消の場合があります。
ご家族の方へ
シルバー世代の方の運転技能や認知機能に不安を感じたら、ご家族でよく話し合い、専門機関を受診したり、運転免許証の自主返納を検討しましょう。免許を返納し、運転経歴証明書の交付を受けていただくと、身分証明書となるほか、自治体によってはさまざまな優遇特典が受けられる場合があります。
家族でシルバー世代の運転について話し合うイラスト

夜間の歩行中の
交通事故死者数は、
シルバー世代の方が
6割以上
を占めています。

データのラベル

交通事故による年齢別死者数の割合

夜間は見通しが悪く、運転者から歩行者がよく見えないため、交通事故が起こりやすくなっています。
夜間の外出の危険性について一度ご家族と話し合ってみましょう。
夜間外出時は、明るい服装にして反射材を活用することが大切です。
グラフのイメージ (65歳以上 63.0% 406件 、64歳以下 37.0% 238人 、全体 644件)
※出典:警察庁「令和6年中の交通死亡事故の発生状況及び道路交通法違反取締り状況等について」より作成
反射材は腕章やタスキ型のもの
だけではなく、
クリップ型、手さげ袋型、
シール型
など、
さまざまなものがあります。
ご家族の方とファッション感覚で
反射材選びを
楽しんでみましょう。
反射材を使用した人のイラスト
ご家族の方へ

反射材の有効性

夜間の車から歩行者が見える距離(ヘッドライト下向きで測定) 反射材着用 約57メートル以上、明るい服装 約38メートル以上、暗い服装 約26メートル以上 時速60キロメートルで走行中にブレーキをかけると約44メートルで停止 参考:(一社)日本反射材普及協会HP
夜間、ヘッドライトの光が反射材に当たると
光は車に向かって反射されるため、
運転者からはよく光って見えます。
反射材を身につけている人は暗い服装をした人に比べ、
倍以上遠くにいても発見されやすくなります。

JPマークとは

内閣府、警察庁ほか、交通安全や自動車にかかわる団体等の役職員、学識経験者で構成された委員会に認められた製品に付けられます。
反射材はJPマークの付いたものを選びましょう。
JPマーク Japan Retro Reflector Promotion Association

話し合いのポイント

  • 1

    夜間外出の危険性(できるだけ夜間外出は控えること)

  • 2

    夜間外出が必要なときの反射材の着用徹底

街のイラスト