農作業事故の未然防止を目的に、当事者の視点から農作業中の事故を疑似体験できる「農作業事故体験VR」を活用した学習プログラムを、全国のJAにおける研修会やイベント、農業関連団体による講習会などで展開しています。
※VR:バーチャル・リアリティー
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学習コンテンツ(2D映像)
農業の安全性について考えていただくため、農作業事故件数やその要因などを映像でご紹介します。
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農作業事故体験VRコンテンツ(3D映像)
重大事故につながりやすい農業機械の事故をVR映像でご紹介します。
※発育期の眼への負担に配慮し、対象年齢を14才以上としています。
- 農作業事故を疑似体験する国内初の
取り組みとしてグッドデザイン賞を受賞
- “農作業事故を自分ごと化できるVR”というコンセプトが事故未然防止に有用であるという高い評価を受け、公益財団法人 日本デザイン振興会が運営する「2020年度グッドデザイン賞」を受賞しました。
- 農作業事故を防止して持続可能な農業を
- 農作業事故の年間発生件数は約7万件※1といわれています。
農林水産省が発表した令和2年の農作業事故死亡者数は270人。就業人口10万人当たりの死亡者数は、農作業と同じように機械を使用する建設業と比べても約2倍、全ての産業と比較すると、約9倍にものぼります。農作業にはさまざまな危険がひそんでいるのです。
JA共済ではここに注目し、当事者の視点から農作業の事故を疑似体験できるVR映像コンテンツを開発。VR動画で農作業事故を「自分ごと化」していただき、安全対策の重要性を伝えています。※1 JA共済による推計
※2 死亡者数:農作業死亡事故調査(農林水産省)、死亡災害報告(厚生労働省)
就業人口:農林業センサス、農業構造動態調査(農林水産省)、労働力調査(総務省)