交通事故は年々減っているものの、
子どもが巻き込まれる悲しい事故は
未だなくなりません。
交通事故に遭わないようにするだけでなく、
将来交通事故を起こさない
意識を養うためにも交通ルールやマナーの知識は必要不可欠です。
ルールやマナーを学び、交通安全の大切さに
ついて考え、
ポスターにして伝えることは、
深い学びにつながります。

審査員長からのメッセージ

審査員長からのメッセージ

今年も交通安全への願いを表現したポスターをたくさん見ることができました。それぞれが工夫されており、特にポスターを見る人の気持ちになって描かれた作品が印象に残っています。その中で選ばれた皆さんのポスターは優れた作品ばかりです。審査会は熱気のある会場で、時間をかけて行われました。その中でいくつかの作品に新しい視点を見つけることができました。その一つに、傘差し運転の危険さを伝えるために、画面いっぱいの大きな傘で自転車を運転する人を見えなくした作品がありました。思い切った表現です。二つ目に、不思議な角度で描かれた車輪とヘルメットを構成することで事故の悲惨さを物語ったポスターがありました。自由な発想ですね。三つ目に、大きく円を描くように湾曲した道路の上に、人物を置くことで迫力を演出したポスターがありました。工夫された見せ方です。最後に、踏切で遮断機の棒をくぐろうとする危険な行為を描き、今までにない考え方で交通安全を訴えた作品もありました。毎年、新しい発想で交通安全を訴えた作品と出会うことは審査員として大きな価値のあることだと思っています。これからも、ユニークな発想から生まれた素晴らしいポスターに出会えることを期待しています。

多摩美術大学 名誉教授(アートディレクター) 中島 祥文先生

教育関係者からの
メッセージ

教育関係者からの
メッセージ

交通安全教育は、単に交通ルールを指導するだけでなく、様々な場面における危険予測ができる能力を育てる必要があります。また、自他の生命を尊重する態度を育てることも重要です。全国の小・中学校においては、このコンクールへの児童・生徒への応募の働きかけ、指導・活動を通して、児童・生徒一人ひとりの交通安全意識を高め、危険予測能力の育成、自他の生命の尊重につながることを期待しています。さらに、このポスターが交通事故のさらなる減少につながると信じています。

全国学校安全教育研究会 顧問 木間 東平先生

コンクール3つの特徴

協賛・後援
省庁をはじめ、毎年多くの協賛・後援をいただいているコンクールです。

令和5年度 内閣府特命担当大臣賞群馬県 小学校6年 朝日詩歩

参加学校数
全国の数多くの学校に毎年参加いただいています。

出典:文部科学省 令和5年度学校基本調査

歴史
昭和47年より半世紀以上続く歴史あるコンクールです。

応募総数

9,714,394

これまでの画用紙を並べると約5,246km
日本の全長(最北端から最西端にかけて
約3,300km)の約1.6倍※

※四つ切サイズの画用紙の長辺を約54cmとして換算

審査員・主催・協賛・
後援団体

審査員

  • 多摩美術大学 名誉教授
    (アートディレクター)
    中島祥文
  • 武蔵野美術大学 名誉教授
    大坪圭輔
  • 内閣府
  • 警察庁
  • 文部科学省
  • (一財)全日本交通安全協会
  • (一社)全国農業協同組合中央会
  • (株)日本農業新聞
  • (一社)家の光協会
  • 全国共済農業協同組合連合会

主催

  • 農業協同組合
  • 全国共済農業協同組合連合会

協賛

  • (一社)全国農業協同組合中央会
  • (株)日本農業新聞
  • (一社)家の光協会
  • 全国農業協同組合連合会
  • 農林中央金庫
  • 全国厚生農業協同組合連合会

後援

  • 内閣府
  • 警察庁
  • 文部科学省
  • (一財)全日本交通安全協会
  • 全国都道府県教育委員会連合会
  • 全国市町村教育委員会連合会
  • 全国連合小学校長会
  • 全日本中学校長会
  • (公社)日本PTA全国協議会

令和6年6月28日現在

交通安全
ポスターコンクール
キャラクター紹介

ぼくの名前はガショーだよ!特技 絵を描くこと 将来の夢 交通事故のない世界をつくること