【⾞体の⼤きさ】
⻑さ：190cm以下 ∕ 幅：60cm以下
令和５年７月１日施行の改正道路交通法により、
一定の基準に該当する電動キックボード等が「特定小型原動機付自転車」となり、
16歳以上なら免許不要で運転できるようになりました。
新しい車両区分の基本的な交通ルールを動画・チラシでご紹介します。
正しく理解し、安全運転を心がけましょう。
All Play 約15分20秒
特定小型原動機付自転車とは
車道通行が原則
- 車道を通行するときは、原則として左端に寄って通行します。右側を通行してはいけません。
- 道路左端にある普通自転車専用通行帯や自転車道を通行することもできます。
交通事故が多く起こる、交差点では特に注意！
交差点を右折する場合
交差点を右折するときは「二段階右折」をする必要があります。交差点の中央から曲がる「小回り右折」はできません。
信号機のある交差点で「二段階右折」する方法
- 30m手前からウィンカーを出し、青信号で交差点の向こう側まで直進し、その地点で止まって右に向きを変えます。
- 向かいの信号が青に変わったら直進します。
交差点を左折する場合
後方の安全を確かめて、左にウインカーを出し、道路の左端に沿って十分に速度を落としながら進み、 横断中の歩行者に注意をしながら曲がらなければなりません。
信号機のある交差点で「左折」する方法
- 30m手前から左にウィンカーを出して、道路の左端に沿って十分に速度を落とします。
- 横断中の歩行者を妨げないように注意しながら曲がります。
歩道通行は例外
電動キックボードのうち、「特例モード」の基準を満たしている車両（特例特定小型原動機付自転車）は、 例外的に限られた歩道を通行することができます。
特例モード（特例特定小型原動機付自転車）とは
- 歩道を通行するときは、最高速度表示灯を点滅させている
- 最高速度表示灯点滅時は、時速６キロを超える速度が出ない構造である 等
特例モードに切り替えて歩道通行
例外的に歩道を通行する場合は、走行モードを最高時速6キロ以下の「特例モード」に切り替えなければいけません。
このモードでは、最高速度表示灯の緑色ランプは点滅となり、特例モードであることを示します。
走行できる歩道かの確認を！
通行できるのは、「普通自転車等及び歩行者等専用」の道路標識が設置されている歩道だけです。また、歩道の中央から車道寄りの部分、または「普通自転車通行指定部分」を通行します。
歩行者優先！
歩道では歩行者優先です。歩行者の通行を妨げるときは一時停止しなければなりません。
信号・標識を守る
信号に従う
電動キックボード等は「車両」の仲間です。道路を通行するときは、原則車両用の信号に従う必要があります。
主な標識を覚えよう
気をつけて運転しよう
段差やくぼみに注意する
タイヤが小さかったり、バランスをとりながら利用する電動キックボード等は、段差やくぼみで走行が不安定になることがあるので気をつけましょう。
濡れた路面に注意する
濡れた路面や砂利道などでは、タイヤが滑りやすくなるので、無理せず車両から降り、押して歩きましょう。
夜間は視認性を高める
夜間は、前照灯や尾灯を点けるだけでなく、明るい色の服装や反射材を着用するなど、周囲からの視認性を高めましょう。
もしも交通事故を起こしたら？
負傷者の救護
けが人がいる場合は、すぐに「119番」に通報しましょう。救急車が到着するまでは、可能な応急処置をしましょう。
道路上の安全確保
道路上の安全を確保し、事故の続発を防ぐため、車両は、路肩などの安全な場所に移動させて電源を切りましょう。
警察への報告
事故の発生場所や負傷者の有無などを警察にすみやかに報告しましょう。
警察庁YouTube
特定小型原動機付自転車の安全利用動画もチェック！
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