JA共済連宮崎は2018年4月20日(金)、ホテル青島サンクマール(宮崎市)にて、組合員・利用者を対象とした高齢者交通安全教室を開催しました。この活動は、近年増加している高齢者による交通事故の未然防止を図り、組合員・利用者および地域住民が安心して生活できる環境を築くことを目的としています。

 高齢者交通安全教室は、JA共済連宮崎 交通事故相談所長による交通安全講話のほか、県警や地元の警察署と連携し、担当官による講話やシミュレーターを使用した運転操作の体験等も実施。参加者の皆さんに、交通安全についての認識を高めていただくことができました。

 JA共済では、自動車・自賠責共済による自動車事故に対する保障の提供とあわせ、「交通事故がない安全・安心な地域づくり」を目指した地域貢献活動の一環として、交通事故発生の未然防止に対する活動を展開しています。全国の交通事故死者数は、道路交通法の一部改正による悪質違反の厳罰化、安全教育の普及活動、道路交通環境の整備、車両安全基準の見直し等、さまざまな交通安全対策によって年々減少傾向にあります。
 一方、宮崎県は、都道府県別事故発生率が全国でも上位にランキングされており、その中でも65歳以上の高齢者の交通事故割合が高い状況にあります。依然として厳しい状況にある本県で交通安全教室による交通安全啓蒙活動を行うことで、地域の安心・安全に貢献できることを願っています。

 JA共済連宮崎は、これからも当活動を継続し、地域住民の安心・安全のために尽力してまいります。

2018年4月