夕暮れ時から日没後は、自転車や歩行者が交通事故に遭う危険が増します。熊本県では日没が早まってくる10月中旬から翌年1月にかけて、反射材の活用と前照灯の早め点灯の実践を促進する「ひのくにピカピカ運動」を毎年実施し、県民に注意を喚起して交通事故の防止を図っています。
この「ひのくにピカピカ運動」に合わせて、JA共済連熊本では自転車用のLEDライト27,200個を制作し、平成29年11月に県内のJAを通じて警察署などに寄贈しました。
このライトには、今や全国的な人気キャラクターとなった「くまモン」がデザインされ、真っ黒な体につぶらな瞳と赤いほっぺたが見る人の心を和ませてくれます。スイッチをONにするとLEDライトが点灯、または点滅して自動車の運転者に自転車の存在をアピールできるようになっています。
熊本県警の資料によると、夜間の歩行者の交通事故負傷者の約96%が反射材不着用となっています。LEDライトや反射材用品を活用することで、自動車の運転者に対して早めに存在を知らせることが安全のために効果的です。
JA共済連熊本ではこのピカピカ光るくまモンLED自転車ライトが交通事故を減らし、安心して暮らせるまちづくりに役立つことを心から願っています。

平成29年11月~