大分県地域貢献活動のご紹介

子育てしやすい環境づくりのために母子健康手帳ケースと新入学児童用下敷きを寄贈

今年度寄贈した母子健康手帳ケース。長く活用いただけるよう、収納力にもこだわりました

母子健康手帳ケースは、小花を散りばめた可愛らしいデザイン

 大分県内6JAおよびJA共済連大分では、地域貢献活動の一環として、県内の市町村へ「母子健康手帳ケース」を、また教育委員会へ新入学児童用「交通安全啓発メッセージ入り硬筆用下敷き」を寄贈しました。本取り組みは、妊婦さんが次代を担うお子さまを妊娠・出産することを祝福するとともに、「安心して子どもを産み育てることができる環境づくりの支援を行いたい」という想いを込めて実施しました。

 「母子健康手帳ケース」は7,320個を寄贈し、県内市町村の母子健康手帳交付窓口で、申請に訪れた妊婦さんに対し母子健康手帳といっしょに配布いただいています。また、「交通安全啓発メッセージ入り硬筆用下敷き」は12,740個を寄贈し、各小学校を通じて小学校新1年生全員に配布いただきました。

 大分県下JAおよびJA共済連大分はこれからも、豊かで暮らしやすい地域社会の実現に向けて、地域に密着した貢献活動に取り組んでまいります。

令和2年4月~

研修用農業機械等を寄贈し地域の農業振興をサポート

寄贈した乗用トラクターと「第4回農業高校生の収穫祭」の様子。イベントには多くの方

 JA共済連大分は、農業の振興を担う人材を育成する農業系高校生の教育研修施設として平成31年4月に設立された「くじゅうアグリ創生塾(竹田市)」に対し、研修で使用する農業機械等(乗用トラクター、管理機、平うね整形マルチ機、小型乗用運搬車、ワゴン車、軽トラック)を寄贈しました。

 令和2年1月18日(土)に「アミュプラザおおいた(大分市)」の大分駅前広場で行われた寄贈式には、県内農業系高等学校生徒および学校長・教職員など80名が参加し、目録とトラクターの鍵の寄贈を行いました。式では、県内9校の農業系高校生を代表して、大分県学校農業クラブ連盟会長から「大分県農業を担う人材となるよう提供された農業機械を活用します」と、お礼と決意表明の言葉をいただきました。また、同会場では即売会や体験活動、寄贈した乗用トラクターの展示などを行う「第4回農業高校生の収穫祭」を開催し、たくさんの方々にお集まりいただきました。

 JA共済連大分は寄贈した農業機械等の活用により、農業の将来を担う人材が一人でも多く育つことを願うとともに、今後も次代を担う農業高校生の活動を支援してまいります。

令和2年1月

大分県軟式野球連盟との共催で学童軟式野球大会を開催

試合の様子。どのチームも一丸となって熱い試合を繰り広げました

子どもたちがグラウンドで輝く姿に胸が熱くなります

表彰式の様子。優勝した「津久見少年野球部」へ優勝旗を授与しました

 JA共済連大分は、令和2年8月9日(日)~15日(土)に、大分県軟式野球連盟と「第2回JA共済杯学童軟式野球大会」を開催しました。本大会は、地域住民の皆さまが健康で安心して暮らせる環境づくりを実現するため、地域貢献活動の一環として昨年度から開催しています。今年度は世界的に広まった新型コロナウイルス感染症の影響で多くの練習や公式戦が中止となりましたが、「野球に接する機会が減った子どもたちに少しでもグラウンドで輝く機会を提供したい」という想いから、開会式の中止や表彰式の簡素化など運営方法の見直しを行い、関係各位のご尽力により開催することができました。

 本大会には、7月の予選大会に出場した167チームのうち、予選を勝ち抜いた32チームが出場しました。猛暑のなか大会は順調に進み、竹田市民球場で行われた決勝戦では、「判田少年野球クラブ(大分市)」と「津久見少年野球部(津久見市)」が対決しました。「判田少年野球クラブ」はチーム一丸となって健闘しましたが、試合を優位に進めた「津久見少年野球部」が見事優勝を果たしました。また本大会の運営にあたっては、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた県内農業を支援するため、参加チームに対して農産物や加工品を提供するとともに、感染予防のため、マスクや消毒液を提供しました。

 JA共済連大分は本大会を通じて、将来を担う学童の健全な心身の育成と地域住民の皆さまとの絆を深める活動に、これからも尽力してまいります。

令和2年8月